福賀高原梨

スイカの出荷が始まったかと思うと、あっという間に梨の季節です。

日本の梨は大きく「赤梨」と「青梨」に分かれます。「幸水」や「新興」「豊水」といった果皮が茶色い品種が赤梨で、「二十世紀」のような果皮が黄緑色のものは青梨です。8月上旬から「幸水」や「新水」等の早生種の出荷が始まり、続いて「豊水」や「二十世紀」などの中生種が店頭に並びます。

阿武町の福賀は昭和33年、宇生賀の上万原で栽培が始まって以来、梨の大産地で、17戸からなる福賀梨生産組合が梨を作っています。
福賀は標高350~400mの準高冷地で、一日の寒暖の差が激しいため、梨の栽培に最適。福賀の梨は昼間、日光をたっぷり浴びてエネルギーを蓄えた後、気温が急激に下がる夜中に体力の消耗を抑えようとして、果実の隅々にまで栄養が行き届くため、糖度が上がるそうです。
また、有機物主体の肥料と天然の「ミネラル塩」の散布も、美味しさの秘密。昨年(2010年)には、山口県産の果物として初めて台湾に輸出されました。

道の駅阿武町の物産直売所では8月下旬から福賀高原梨の「二十世紀」が並び始めます。9月初旬には「なしフェスティバル」を開催いたしますので、皆さま、福賀の梨のみずみずしい甘さをたっぷり味わって、秋の訪れを感じてください。
(道の駅阿武町では毎年なしフェスティバル(旧名:山ぞく祭り)を開催しています。)
(→平成22(2010)年なしフェスティバルの報告


道の駅阿武町 (株)アブクリエイション

車でのアクセス

萩から国道191号を益田方面へ15キロ(約20分)
益田から国道191号を萩方面へ48キロ(約50分)

他の交通手段

・JR山陰本線奈古駅から徒歩10分
・萩から防長バスを利用(防長バス路線バスのページ)
・萩・石見空港からJR 山陰本線または乗合タクシーを利用ください。


〒759-3622 山口県阿武郡阿武町奈古2249
mail:road-station.abu@dune.ocn.ne.jp
TEL:08388-2-0355  FAX: 08388-2-0366
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