粒うに1  粒ウニ

奈古・宇田郷の粒うに

 北浦海岸は日本でも指折りのウニの産地です。おもな種類はムラサキウニとバフンウニで、阿武町の特選粒ウニはバフンウニ100%です。ムラサキウニの味が淡白なのに対し、バフンウニの味は濃厚で、ウニの仲間の間で最も美味しいと言われています。
バフンウニ バフンウニの漁期は他のウニに比べて短く、だいたい6月10日〜7月31日。阿武の海士や海女は素潜りでウニを採取します。浅瀬の海底の石を持ち上げると裏側に写真のようなバフンウニがいくつもくっついているそうです。今の人たちはバフンといっても馬糞そのものを見たことのない人の方が多いかもしれませんね。
 ウニは陸揚げされると、ピンセットで一つ一つ丁寧に殻や異物を取り除いた後、出荷されます。粒ウニをつくる家では、これにアルコールと塩をまぜて瓶詰めにします。塩加減やどんな塩を用いるかによって味が変わってくるため、塩の種類や塩の比率は各家秘伝のものとなっています。
 店頭には7月後半から並びますが、食べごろとしてはアルコールと塩加減がなじむ半年後くらいがちょうど良いです。生ウニの方が旨いに決まってる!とお思いの方もいるかもしれませんが、一度試してみると病みつきになる美味しさです。
 あつあつのご飯に乗せるのも良し、お酒の肴にも良し、生クリームを加えてパスタソースにするのも良し。いろんな食べ方ができます。
 阿武町の粒うには、日本海の荒磯で育ったウニのうまみとこくが濃縮された逸品。7月後半になったら、ぜひ道の駅阿武町の直売所でお買い求めください。

粒ウニ 粒ウニ